放置系RPG　HouddのWikiページ

d20システムとは？ †

テーブルトークRPGのD&Dで使われているゲームシステムです。
ルールが無料で公開されているため、このルールを利用したサードパーティのゲームを作成することができます。
このルールに準拠していれば、D&Dのサプリメントに登場するモンスターなど、D&Dの世界の資産を活用することができます。

コンピューターRPGへの適用 †

独自にゲームシステムを構築するよりも、既に実績のあるゲームシステムを活用した方が開発期間を短縮できます。
しかしながら、人間がダイスを使ってゲームを進めるテーブルトークRPGのゲームシステムなので、そのままコンピュータRPGには適用できない面もあります。

コンピューターRPGの得意な点 †

1. テーブルトークRPGは人間がルールブックを参照しながら進行するため、過度に複雑なルールは運用できません。
   一方、コンピューターRPGでは、プレイヤーから見えない部分で複雑なルールが存在していても問題ありません。
2. 物理的にダイスを振る必要がないため、0.01%といった小さな数値の表現や、正規乱数を発生させたりすることが容易です。
3. 大量のプレイヤーの行動を同時に処理することが可能です。

コンピューターRPGの苦手な点 †

1. プレイヤーが取り得る可能性のある行動に対する対応をあらかじめ決めておく必要があります。
   そのために、キャラクターのレベルを上げてボスを倒すというような、「略奪と破壊」型のゲーム展開に偏りがちです。