テーブルトークRPGのD&Dで使われているゲームシステムです。
ルールが無料で公開されているため、このルールを利用したサードパーティのゲームを作成することができます。
このルールに準拠していれば、D&Dのサプリメントに登場するモンスターなど、D&Dの世界の資産を活用することができます。
独自にゲームシステムを構築するよりも、既に実績のあるゲームシステムを活用した方が開発期間を短縮できます。
しかしながら、人間がダイスを使ってゲームを進めるテーブルトークRPGのゲームシステムなので、そのままコンピュータRPGには適用できない面もあります。
テーブルトークRPGでは、プレイヤーがルールブック片手にダイスを振って進めるので、あまりに複雑過ぎるルールは運用できません。
プレイアビリティと細部の作り込みは反比例の関係にあります。
一方、コンピュータRPGの場合には、コンピュータが計算を行うので、プレイヤーの見えない所で複雑な計算が行われていてもプレイアビリティには影響しません。
ただし、入力項目やユーザーの操作が増え過ぎてしまうと、プレイヤーの負担が増加してしまいます。